会社員からフリーランスエンジニアに転身したら、会社員時代の仕事に対する心構えから独立個人事業主の心構えにしっかりと切り替えることが必要です。特に、フリーランスになった一年目は重要ですので、ポイントを抑えた活動をすることが大切でしょう。

そのポイントとは、仕事の範囲を増やすことです。
例えば、会社員時代に経験した仕事だけにとらわれず、個人事業主として対応できる仕事の幅を増やすことなどが、その後の事業の拡大に大きく影響します。特に、独立一年目にその努力をしておくと、二年目以降に仕事が拡大する可能性を高めることができるはずです。仕事の幅の増やし方のアプローチはいろいろな方法があります。もちろん、経験したことがない業務については勉強して幅を広げる方法もありますが、対象顧客の層を広げるというアプローチも有効です。特に、女性のフリーエンジニアの場合のポイントとしては、女性の特性を活かして仕事を増やしていくことが挙げられます。男性と女性で能力に差があるわけではありませんが、女性であれば女性ユーザーの視点でプログラムを組むことができるなどのメリットがあります。

フリーランスエンジニアとして独立した当初は、仕事の幅も狭く、依頼される仕事量も少ない可能性が高いです。しかし、独立一年目に、地道に仕事の幅を広げる努力をし、自分の特性を確実に活かす工夫を重ねていくことで、二年目以降の飛躍につなげていくことができるようになるでしょう。